生湯葉
刺身や汲み上げ湯葉は、わさびやしょうが醤油・ポン酢でどうぞ。旬の素材を巻いてみたり、包んで揚げたりして、京湯葉のあえかな味をお楽しみください。
引き上げ湯葉
 生湯葉と云えば通常この「引き上げ湯葉」の事を言います。 適当な大きさに切り刺身として、また三枚に折りたたんでおりますので広げてお造りを巻いたり、春巻きの皮にすることも出来ます。 ※すそを1~2cm切ると広げやすくなります。
生湯葉(ひらき)
 この湯葉は、引き上げ湯葉を折らずに上げたものです。 引き上げ湯葉よりは少し厚めで、お刺身を巻いたり春巻きの皮としてそして巻き寿司ののりの代わりとしてお使いになれば湯葉巻き寿司と、料理用として適した生ゆばです。
汲み上げ湯葉(つまみ湯葉) 生湯葉を形にならないほど薄くつまみ上げた湯葉で、とても柔らかく大豆の甘みと、とろけそうな食感がお楽しみいただけます。 そのままワサビ醤油やポン酢で。又、薄味の出し汁でふんわりとした卵綴じにすると、卵と大豆の甘味が絶妙のマッチングです。赤ちゃんからお年寄りの方まで、喜んで召し上がっていただける滋養に富んだごちそうです。 生小巻湯葉 生湯葉を細長く引きあげて、上まきをかけて巻いた京湯葉です。 軽く焼きめを付け含め煮に、お吸い物や鍋料理にと幅広い用途でお楽しみください。 お料理屋さんでの御利用が多い商品です。 干し湯葉 (乾燥湯葉)
京湯葉は、京料理の手法とともに古都の伝統の中でつちかわれた味です。 干し湯葉は、種類がたくさんございます。一つ一つの特徴や使い方又、名前の由来なども紹介しております。
大原木・ミニ大原木・大大原木
大原木は基になる「しきし湯葉」に昆布を括ったもので、八瀬大原の大原女が、頭に持っている薪を括っている様子から名付けられたものです。 お吸い物や、うどん、蕎麦などに最適です。和の趣をそえる一品です。
中巻湯葉・大巻湯葉
写真左がスタンダードサイズで、中巻と言い、じを何枚も重ね巻いて切ったものです。これより大きい箱入り用の太巻きは写真右です。鍋物などにどうぞ。
切り小巻湯葉
切り小巻きは、小巻に中入れを入れ巻いて、三センチ程度に切ったもので、鍋物などによく合うでしょう。
特小巻き湯葉
特小巻きは切り小巻きの中入れを入れずに巻いたもので、鍋用にもお吸い物にも何にでも合う用途の広い湯葉です。
むすび湯葉
結び湯葉は、ごらんの通り結んであるので名付けられました。結びには写真上の箱入り用の大きく形の良いのもございます。 お吸い物、味噌汁などに最適です。
料理法
京湯葉は、季節を彩る旬の食材とマッチし味を引き立てるヘルシーで滋養豊かな食品です。お肉よりもヘルシーでリーズナブルな湯葉寅の湯葉で、団欒の食卓に一品添えてみてください。
春の湯葉椀
春のせせらぎを思わせる一品です。湯葉をかるく焼き、香ばしさをだしました。菜の花と雲丹を添えて、淡口醤油で仕上げたやわらかな味わいの出し汁をそそぎました。 大根で作った桜の花が「春の宴」を演出します。
湯葉しゃぶ
最初の一口は、なにも付けずに召し上がってみてください。お口の中に大豆の自然な甘みと香りがひろがってくるのがおわかりいただけるでしょう。「はんなりとした京の美味」を、湯葉しゃぶでこころゆくまで味わいましょう。薬味のショウガやねぎを添えて、ポン酢やだし汁で京湯葉の和えかな味を堪能してみてください。一献の芳醇とともに、まさに至福の時です。
湯葉玉子とじ
かつおだしに、酒、うすくち醤油を適量加え(お好みに応じて砂糖少々)湯葉をたき、とき卵を加える。
※湯葉は細かくしておくほうがよいでしょう。
※市販のうどんだしを代用できます。
湯葉巻きよこわの山かけ
とけていく淡雪のようなやわらかな味わいのとろろがつゆをからめ、湯葉で巻いたよこわをいっそうおいしくひきたてます。おおばの千切りやワサビをちょこんと乗せてどうぞ。
ゆばサラダ
ミネラルたっぷりの海草と脂肪の酸化を防ぐのに効果があるサポニンやイソフラボン・レシチン・リノール酸を多く含んだ生湯葉で、とびっきりヘルシーなごちそう!やっぱり和風ドレシングでどうぞ。タウリンがいっぱいのたこが仲間入りすれば、健康まちがいなし!
湯葉コロッケ
生湯葉・山芋・生椎茸など細かく刻んで混ぜ合わせ、コロッケに仕上げます。天つゆに大根おろしを添えましょう。菊の花びらを散らし、ちょっとおしゃれをしてみました。大豆の香りと甘みが天つゆで引き立っています。