生湯葉に就いて
湯葉寅の朝は早い。まだ夜も明けぬ朝靄のしじまの中、町家の天窓から大豆の香り豊かな湯気がたちのぼっています。
恵まれた京の涌き水と厳選された大豆、いいものにこだわって創り出す伝統の味。丹精こめて一枚一枚引き上げていく・・・長年つちかった技と感が、大豆本来のほんのりとしたあま味・自然な香りを、ふんわりとしたやわらかさの中に引き出していくのです。
刺身湯葉や汲み上げ湯葉は、わさびやしょうが醤油・ポン酢でどうぞ。旬の素材を巻いたり、包んで東寺揚げにして、京湯葉のあえかな味をお楽しみください。
お召し上がり方
約四〜五センチに切り刺身のようにわさび醤油・柚子・二杯酢・生姜やマヨネーズ等を付けてお召し上がりください。
また、鍋に入れて温まったらポン酢などでお召し上がりください。
(カニを入れたときは湯葉が溶けやすくなるので、しゃぶしゃぶのように早くすくいあげた方がよいでしょう。)
他にも海老や白身の魚などを包んで東寺揚げにしたり、和風の趣のある春巻に、またアボガドを生湯葉で巻いてわさび醤油でどうぞ。生湯葉のあえかな味は、旬の食材の味を引き立てます。
引き上げ湯葉
生湯葉と云えば通常この「引き上げ湯葉」の事を言います。
適当な大きさに切り刺身いのように召し上がって頂く事も出来ます。
生湯葉(ひらき)
この湯葉は、引き上げ湯葉を折らずに揚げたものです。
引き上げ湯葉よりは少し厚めで、お刺身を巻いたり春巻きの皮としても使え、料理用としてお使いになれます。
汲み上げ湯葉(つまみ湯葉)
生湯葉を形にならないほど薄くつまみ上げた湯葉で、とても柔らかく大豆の甘みと、とろけそうな食感がお楽しみいただけます。
そのままワサビ醤油やポン酢で。又、薄味の出し汁でふんわりとした卵綴じにすると、卵と大豆の甘味が絶妙のマッチングです。赤ちゃんからお年寄りまで、喜んで召し上がっていただける滋養に富んだごちそうです。
生小巻き湯葉
生湯葉を細長く引きあげて、上まきをかけて巻いた京湯葉です。
軽く焼きめを付け含め煮に、お吸い物や鍋料理にと幅広い用途でお楽しみください。
お料理屋さんでの御利用が多い商品です。